一人旅の楽しみ方 inハワイ (旅行計画~ホテルチェックイン)







 

海外一人旅。

僕も10代の頃、この言葉の響きに憧れていろんな夢を見た一人です。

ただなかなか一歩が踏み出せず、その前に予算がなく…

結局、海外一人旅デビューをしたのは23歳の時でした。それからはお金を貯めては休みを使いいろんなところに行きました。

はっきり言って海外の一人旅は危険と隣り合わせであり、不安はつきものです。行った先の国の言葉が話せないとなると尚更です。

そんななかでもハワイ(Hawaii , アメリカ合衆国)は治安、環境、食事など総合的に見ても一人旅初心者には一番おススメな場所です。

今回から数回にわたって「一人旅の楽しみ方 inハワイ」と題して、ハワイ一人旅に必要なもの、おすすめのスポットなどを紹介する記事を投稿していきたいと思います。

僕は30代男性なので若い方や女性の方など参考にならない点もあるかもしれませんが、ご了承ください。


①一人旅計画

まずは旅行計画です。

ハワイ旅行といってもハワイ州には8つの島があります。今回書いていく記事で紹介するのはハワイ州最大都市ホノルルがあるオアフ島です。テレビなどで紹介されているハワイといえば7~8割がこの島のことだと思っていいと思います。

日数ですが予算のこともあると思いますが4泊6日以上がおススメです。有休などの都合もありますが3泊5日は結構あっという間です。

次に、ツアーで行くのと、航空券とホテルをとって個人で行くのとではどちらがいいのか…

どの国でも言えることですが初めての一人旅でしたら断然ツアーがおススメです。なにかあった時の駆け込み寺(相談場所)があるというのは一人旅のストレスが一つなくなります。災害・事件・事故にもそれなりの対応をしてくれます。ツアーと言えば胸などにシールを貼って、旗を持った添乗員さんについて行って…などを想像しますが、ハワイではほぼそういった光景は目にしません。ツアーでの拘束時間は到着日の説明会、到着・帰国日に集合してホテル~空港間の送迎などだけで合計1時間~1時間半ほどだと思います。あとはすべて自由です(オプショナルツアーや観光ツアーが含まれていない限り)。

到着日の説明会ですが誰と誰が家族だとか、あの人一人で来てるとか、ほぼ誰も気にしていません。もちろん旅行会社側の方もです。淡々と緊急連絡先・チップの計算・オススメの土産物などを紹介されて終了、あとはホテルまでスーツケースと共に運んでくれて解散(拘束から解き放たれる)です。

以上のことから、初めてのハワイ一人旅はツアーで行くことをオススメします。

僕は初めての時から個人で航空券とホテル予約の一人旅でした。英語は多少喋れたのですが空港からホテルへの移動(タクシー・バスなど)、荷物を持ってホテルチェックインまでの時間潰し(ほとんどのホテルが13時以降にしかチェックインできないうえに、僕の泊まった格安ホテルはチェックイン前の荷物預かりもしてくれなかった)などで1日目は、飛行機の中で映画を観過ぎて寝不足ということもありチェックインしてから夜まで爆睡してしまったという苦い思い出があります。

ですからもう一度言います、初めてのハワイ一人旅はツアーで行くことをオススメします。

ツアーではなく自分で手配していかれる方は空港-ホテル間の送迎バスだけは予約したほうがいいと思います。各旅行会社往復で1人5千円程度です。タクシーだと片道チップ込みで5千円かそれ以上かかってしまうことが多いので、3人くらいでしたらタクシーをオススメしますが、一人旅の場合は送迎バスがおススメです。現地のバスなどを乗り継ぐ方法もありますが初めての一人旅の方には大変です。

それから飛行機内での座席指定ですが、機内で7時間ほど過ごすことになるのでトイレに行くこともあると思います。エコノミー席の場合隣の席の方が睡眠をとられていたらトイレに行くことも億劫になってしまいます。通路側の座席をオススメします。窓からの景色を見たい方などはもちろん窓側がおススメですが。

旅行日程の予約が完了してから自分でやることはESTA(エスタ)の事前申請くらいです。旅行に行こうと決めた時に申請しても問題ありません。アメリカ合衆国に入国する際は必ず申請が必要なので「ESTA 申請」などで検索すれば申請ウェブサイトが出るはずなので必ず申請しましょう。アメリカ大使館の申請ページからの個人申請の場合は為替相場もありますが、日本円だと2,000円でお釣りがくるくらいの金額です。申請代行サービスなどに頼むと10,000円近くかかるようなところもあるみたいなので、どちらを選ぶかは人それぞれです。個人での申請でも申請ウェブサイトが日本語に対応しているので特に難しいことはありませんので僕は自分で申請することをオススメします。

過去2年以内にアメリカ合衆国に渡航されてESTAの申請をされている方(家族旅行などで)なら2年以内であれば再申請の必要はないはずです。

アメリカ合衆国に旅行される方はESTA渡航認証を受けるのは義務なので必ず申請しましょう。




②一人旅準備品

日程も決まり旅行の予約が完了すると次は持って行くものの準備です。

ここの部分は僕の持って行くものを参考にして男目線で書いているので女性の方は参考にならないかもしれませんがご了承下さい。

・パスポート、航空券、旅行予約詳細などがわかるもの

特にパスポートと航空券は忘れたら一人旅どころか日本の空港に行くことまでしかできません。取りに帰る時間の余裕がなければその時点で一人旅終了です。支払ったお金も返ってはきません。ですので必ず何度もチェックしましょう。これさえ忘れなければ飲食は無理でもハワイに行って帰ることだけはできます。

・財布 (現金・クレジットカード)

ハワイではほとんどの場所でクレジットカードが使えます。自動販売機でもクレジットカードが使えるほどです。

僕はAMEXとJCBをメインに使っていますが、JCBだけでも問題ないと思います。ただしクレジットカードが使えない場所もある(サーフボードレンタル,露店 etc…)ので$500(5万円ほど)は念のため持って行ったほうが安心です。毎朝のベッドメイキングさんへのチップもあるので現金ゼロはやめましょう。

クレジットカードが使えず困った店舗はスターバックスくらいでした。(店舗によって使えるかもしれません、未確認ですみません。)

現金の両替ですがクレジットカードをメインに使われる方でしたら$100札への両替は避けましょう。向こうで一番使用頻度の多くなるお札は$20札か$1札だと思います。現地で$8程度の買い物に$100札を出すともっと少額のお札はないのか?と聞かれることがあります。金額はほぼ同じですが日本の1万円札の使用頻度と海外での$100札の使用頻度は少し違う感じです。

それから銀行などで両替するとピン札がほとんどなので重なってしまわないように折っておくなど対策をしといてください。日本のお札より重なりやすいです。

・衣類

Tシャツ×3, 半ズボン×2, スニーカー×1, サンダル×1, バックパック×1, 部屋着×1セット, 下着×3, 靴下×3, 水着×1, キャップ×1 これが僕がハワイに行くときの衣類です。ホテルのコインランドリーを利用したり、自分で手洗いしてホテルの部屋のベランダなどに干せば風もあるので数時間で乾きます。荷物を減らしたい人は上記のものはすべてデザインをこだわらなければABC STOREなどで購入できます。

・生活品

機内で使用する液体物100ml以内をジップロックなどにいれたもの, 海外用アダプタ, 充電器各種(携帯電話, デジカメ, 電子たばこ etc…), 歯ブラシ, 眼鏡(コンタクト), 歯磨き粉, 髭剃り, 大きめのスーパーなどの袋, 洗剤, 除菌シート, 薬各種(風邪薬, 痛み止め etc…), 洗濯物干し用グッズ etc…

機内持ち込みできる液体物は100ml以内にしてジップロックなどに入れておかなければいけませんので事前に準備しておきましょう。

近年の充電はほとんどがUSBコードを使用するものなので充電用のUSBハブと電圧変換アダプタのAがあればたくさんコードを持って行く必要はなくなると思います。

歯ブラシ, 歯磨き粉ですが常備していないホテルも多いので持って行ったほうがいいと思います。現地のABC STOREやドラッグストアでも購入できます。

眼鏡(コンタクト)は視力が悪い方は絶対に忘れないように!!

スーパーの袋と書いてますが、あればなんだかんだで役に立ちます。

除菌シートですが海風の影響などで手が結構ベタつきます、食事の時など便利です。

薬各種は5回分ずつくらいはあったほうがいいです、海外は医療費が高いです。薬を購入するにしても英語が苦手な方は結構大変です。備えあれば患いなし。

それから喫煙者の方!!日本国内でたばこは1カートン用意しておくことをオススメします。ハワイは1箱1000円以上かかります。購入し忘れた方も空港の出国審査場を抜けた後の免税店でも購入できます、ここだと2016年の時点でも2000円台購入できました。

準備品に関しては人それぞれだと思うので、パスポート・航空券・財布以外は絶対にとは言いませんが、あると便利なものを書いてみました。







③Wi-Fi, LINE通話

今僕はSoftbankの携帯電話を使っていてアメリカ放題なんていう便利なプランがあり感謝していますが、Wi-Fiのレンタルはしておいたほうがいいと思います。Wi-Fiを使用せず携帯電話で日本との通話, ネットサーフィン, オンラインゲームなどをしていると帰国してから悲惨な目にあいます。僕はガラケー時代に20万越えの請求を受けたことがあります。4泊6日でのWi-Fiレンタルだと1万円もしないと思うので安いものです。

そして日本の家族や友人への通話はWi-Fiを接続した状態でのLINE通話をオススメします。LINEをしていない方への通話は他の手段もありますが、緊急時以外はメールなどで乗り切りましょう。


④出発日当日

再度持ち物の確認をしましょう。ほとんどの人がそれなりに買い物をすると思うのでスーツケースやキャリーバッグの半分はカラにしていくことをオススメします。

何度も言いますが、パスポート・航空券・財布・(視力の悪い方は眼鏡など)は絶対に忘れないでください。その他のものは忘れても現地でなんとかなります


⑤日本出国

僕の場合は関東在住なので利用するのは成田空港か羽田空港なのですが手続き自体はどこの空港も一緒だと思います。

国際線の出国(出発)ロビーには2~3時間くらい前に到着するように家を出ることが理想かと思います。理由としては電車の遅延や車の渋滞などの理由で飛行機は待ってはくれません。その他にも手荷物検査などでひっかかたりすると結構時間がかかります。その他にもいろいろとありますが、早く行ってもし時間が余っても国際空港の中や免税店をブラブラしようくらいの気持ちで行くといいと思います。結構楽しめるはずです。

まずは国際線の出国(出発)ロビーに着いたら自分が予約している航空会社の出発カウンターに行きましょう。ここでスーツケースなどの大きい荷物は預けてしまいホノルル国際空港に着くまでは受け取れないので飛行機内で必要なものは出して手持ち鞄などに入れておきましょう。僕はこの時点でパスポート, 航空券, 携帯電話, PC, 財布, デジカメ, コンタクト, その他貴重品なんかをバックパックに入れといてあとはすべて預けています。液体系のものは100ml以内にしてジップロックなどに入れておきましょう。飛行機会社やクラスによっては各席にコンセントやUSB穴があり充電できるようになっているので携帯電話の充電が心配な方は持って行っておくと安心です。

出発カウンターで荷物を預け出発手続きが終わると次は手荷物検査です。そのままの流れで手荷物検査場に行ってもいいですが時間に余裕があれば外貨両替などもしておくと後でラクです。為替相場などを見て事前に銀行などで両替すると多少の節約になるかもしれません。その際は上記の「一人旅準備品」で説明したことを参考にしてみてください。それからWi-Fiなどをレンタルされて空港受け取りを選択されている方は忘れずに受け取りに行きましょう。

そして手荷物検査です。ここでは国内線の手荷物検査より若干厳しいです。上記でお話ししたように機内に持ち込む液体物(コンタクトの洗浄液や女性の方は化粧水など)の量に気を付けましょう。100ml以内をジップロックなどに入れておくことが原則です。飲み物などはここで飲み干しましょう。出国審査場を抜けてからも購入できます。

手荷物検査では国内線ではひっかからなかったものがひっかかったりします。僕の場合は財布につけていたお守り代わりのキーホルダーがひっかかり処分するか再度出発カウンターに行って預けてくれと言われたことがあります。それ以降国際線ではスーツケースに入れることにしています。時間に余裕があればこういう問題が起きても問題ないはずです。

手荷物検査が終わると次は出国審査です。顔確認などで帽子等をとる必要があります。

出国審査が終了するとあとは飛行機を待つだけです。ここまでを飛行機出発時間の1時間前までには終わらせるようにしておきましょう。

国際線の出発ゲートは多いうえに空港内も広いです。出発ゲートのある程度の場所は把握しておきましょう。それからは免税店等で結構時間をつぶせると思います。喫煙者の方でたばこを買い忘れた方はここで購入しておきましょう。あと機内はもちろん禁煙なので吸い収めを。ビジネスクラスの座席を予約されている方やプライオリティパスなどをお持ちの方はラウンジで過ごすこともおすすめです。サクララウンジなどは食事もビュッフェ形式でありますし、喫煙席もあります。

そして飛行機出発時間の30~40分前には出発ゲートにいるようにしておきましょう。いよいよ搭乗です。





⑥機内へ搭乗

飛行機内に入り自分の席に着いたらスリッパになることをオススメします。

機内では機内Wi-Fiが使えたり、映画やドラマなど誘惑がたくさんありますが、ハワイ初日を楽しむためにはある程度の睡眠をとっておきましょう。睡眠をとらずハワイ初日を夜まで遊んで過ごすと24時間くらいは寝てないことになるので、2日目などどこかで予定が狂う可能性ができてきます。わかっていても遠足前夜のようで寝れなかったりするのですが。

ホノルル空港到着前になると客室乗務員の方から税関申告書が配られます。持っていない方はもらって記入しましょう。難しい内容ではありませんが書き方が解らなければ客室乗務員の方に相談してみるといいと思います。

いよいよハワイ到着です。



⑦ハワイ(アメリカ合衆国)入国

機内を出るともうそこはハワイです。道なりに進みましょう。前を歩いてる方についていけば問題ないです。しばらく歩くと入国審査場があります、ここで列に並びまずは機械で顔写真を撮ります(2016年に行ったとき機械での撮影ははじめて体験したシステムでした、以前はカウンターで係の方から撮られてました)。再度列に並び入国審査のカウンターに1人ずつ呼ばれます。

聞かれることハワイに来た目的, 宿泊先程度です。ほとんどの方が「sightseeing(観光)」とホテル名だけ言えれば問題ないです。ここでは指紋をとられます、たしか親指と残り4本1セット。これで入国審査は終了です。

入国審査が終わったら次は預けた荷物を受け取ります。各レーンのモニターに乗った空港と便名が映し出されています。日本の空港と違って係の方がレーンから出して並べてくれていることが多いので自分の荷物がレーン上に見当たらない方は並べてある荷物のほうも確認しましょう。





⑧ワイキキ方面への移動

荷物を受け取ったら出口に向かいましょう、ここで機内で書いた税関申告書が係の方に集められます。ツアーで予約した方や送迎バスを予約した方は左側の出口を、タクシーを利用される方は右正面の出口を出てください。

ツアーの方や送迎バスを予約された方は出口を出ると各旅行会社の受付があったり、係の方が待っていらっしゃるので自分がツアーや送迎バスを予約した旅行会社の受付まで行きましょう。受付を済ませると係の方が今後の指示をしてくれますので言われた場所などで待機しましょう。この時にWi-Fi接続などするといいと思います。

タクシーを利用される方は出口を出ると目の前がタクシー乗り場です。チップはメーターに出ている金額の10%~15%です。

(例)[メーター表示]$40.00+[メーター表示の15%]$6.00=$46.00

計算が難しい場合は$1単位で計算しましょう。

あとは各移動手段でホノルル中心部のワイキキに移動です。(旅行会社によってはアラモアナセンターに移動だったりします。)

ホテルに到着するとまずはフロントに行きましょう。午後からのチェックインがほとんどですがベッドメイキングなどが終わっている場合はすぐにチェックインできる場合があります。チェックインがまだできなければスーツケースなどを預けたりできるホテルがほとんどなので預けてチェックインまでの時間に周辺を散策しましょう。




⑨あとがき

ここまでざっとではありますが「一人旅の楽しみ方 inハワイ」の計画からホテルチェックインまでの説明を投稿しました。

次回はハワイでの過ごし方などを投稿します。

またよろしくお願いします、ありがとうございました。