「今週のMステV6出るんだ」とか。
「今年も学校へ行こう!やるんだ」とか。
「V6、新曲出したんだ」とか。
もうそういうことを思うことはないんだなあと。
去年こういう記事を書いたばかりだったんだけど。
2021年11月1日を、別に楽しみでもない、いいことがあるわけでもないのに、でもカウントダウンしてしまってて。
最後の1週間はサンスポを買うのが日課になったり。
ライブに行かれた方たちもそうだったんじゃないかな。絶対楽しみなんだけど、絶対楽しみとも違うような複雑な。
ギリギリまで「やっぱり解散するのやめます」って言うんじゃないかとか期待してたり。まぁそんなことはないと分かってるんだけど。
もうV6っていうグループは存在しないんだなあ。と思いながら書き始めた今日11月8日。
まぁ暗いこと書いても楽しくないんで、明るく。
①我が家にとってV6とは。
去年の記事と重複してしまうとこも多いかもだから見苦しいとこもあるかもだけどごめんなさい。
自分が小さい頃から母が少年隊が好きで、いつのまにかそこにデビュー前だったのかな?坂本さんも追加されてて。
だから母にとって毎年夏に青山劇場でやってたPLAYZONEは年に一度のお祭り、最良の日と言っても過言じゃなかったと思う。
その影響からなのか、そういう血筋なのか姉は当時でいう「剛健」、森田さんと三宅さんにのめり込みV6がデビューした頃だったと思うんだけど、バレーボール観戦に行くと言い出したりしてて。
結局見に行ったのか忘れたけど、学校のバレー部の顧問に試合を見たいとの名目で試合のビデオテープを借りてV6がバレーコートで歌う映像が我が家で永遠リビングに流れてた。
妹はなにがきっかけか知らないけど当時の若い子あるあるなアイドル雑誌、Myojoとかpotato?とかを読むようになり気づけば、健くん健くん状態だった。
そんな家庭で育ったもんだから最初の頃はV6のコンサートに着いていくことも特に恥ずかしくもなかったんだけど、やっぱり歳を重ねるごとに恥ずかしくなっていくのは仕方ないことで。
男が聴くのはロックだ。バンドだ。って年頃でアイドルを聴くとかましてやコンサートに行くなんて周りの友達にも恥ずかしくて、言い訳に、姉ちゃんに無理矢理連れて行かれてとか、興味はないけど行かないとチケット代もったいないから。とか言ってたなあ。
友達みんなが高校生活をしてた頃、自分は家を出たから実家にいる期間も普通の人よりは短かったんだけど、V6が出る番組の録画や予約してるCDの受け取りを頼まれたり、家族全員がV6に関しては連携がとれてたから反抗期に突入する暇もなかったんだよね。
その頃の気持ちや関係のまま、今の歳になった気がするから、いざこざなく今仲良くいられることはV6に助けられたと感じる部分もこの歳になって思えてきて、「V6様、存在してくれてありがとうございます」っていうのも大袈裟じゃないかも。
祖父母の家が近所だったから、毎週火曜だったか木曜だったかに1人で遊びに行って一緒に飯食いながら学校へ行こう!を見てたのも凄い幸せな思い出。
②2021.11.1 LIVE TOUR V6 groove
そんなV6だから、V6最後の日はどうしても見たかった。
明らかに休める日ではなかったんだけど無理矢理月末に仕事詰めて、なんとか空け日にして当日はオンラインでの視聴だったから自宅の自分の部屋のPC前で開演を待機してた。
妻や子どもたちも、何事?みたいな感じだったけどとりあえず状況を説明し1人で引きこもり。
すごく気にはなったんだけど、事前にセトリを検索したりはしなかった。
近年の曲はあまり詳しくはなかったから昔の歌がたくさん聴けたらいいなあと。
そして絶対に楽しみではないけど、絶対に楽しみな開演。
「雨」。
まさに。
ほとんどのファンの方が晴れではないであろう、曇りだったり雨だったりな感情だっただろうし。
でもその数曲後には「太陽のあたる場所」「over」「UTAO-UTAO」と続いて、あれ?これラストライブだよね?っていうような笑顔な雰囲気。
「over」といったらもうPU-PU-PU-。いつ聴いてもいい曲。
その後、カミセン・トニセンメドレーみたいなのがあって、「Born to run」と「ジンクス」には感動した。
あの流れの中だったら「STAY GOLD」「大丈夫」と「always」「OPEN THE GATE」あたりもねじ込んで欲しかったなあと勝手な感想。
でも「Dhalia」は最高すぎました、素晴らしき選曲。
トークでも全くラストライブな雰囲気がなくて、ある意味それを全面に出したライブにしなかったことが凄いなあと。
途中、開催された会場のトークになって、V6ファンの方々は最後は代々木第一体育館で。って思った人も多かったと思う。
そんなこと全てに配慮していたらしい幕張メッセさんすげえなとおっさんはここでも感動。
もう2時間くらいがあっという間に経ってしまっていよいよ終盤かなと思った時には「Believe Your Smile」から始まる怒涛の懐かしメドレー。
そこで、おっさんは
是非、「Feelin’ Alone」を。
月曜日なんだし「雨の夜と月曜日には」を。
ジュニアの曲じゃなくてV6の曲です、「Can do!Can go!」を。
「JUST FOR YOU」を。
坂本さん、「コバルトブルー」唄ってください。ターザンの曲でもいいです。
長野さん、まだ早いけど「Lonely Holy Night」が聴きたいです。
井ノ原さん、「お前がいる」はないでしょうか。
森田さん、「FROM rain」を坂本さんとどうでしょう。
三宅さん、「WHAT’S COOL?」妹が大好きでした。
岡田さん、いつか「Truth」みたいな恋がしてみたかったです。
カミセンさん、「夏のかけら」はもう聴けないのですか。
どれか一曲どうですか、今、今、今、今、今、今すぐに!!!!!
なんかを懐かしい曲聴きながら思って、思い出してしてたんだけど、結局どれもなく。
EASY SHOW TIMEも聴いてみたかった。
でもすごい怒涛のメドレーで文句なし。
そして最後の曲。ごめんなさい、最後の曲なのに全く知りませんでした。曲名も分からずです。
そして終了。
。
。
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もちろんこれで終わりではないでしょう。
そして最後に挨拶が。
ここで初めて、ラストライブなんだ。と再確認出来た気がして。
岡田さんの、「胸を張ってV6を終わりにする」ってのがまさにその通りの3時間だったなあと。
坂本さんが言われてたのとは、逆の方向からまたこの景色を見たいなあと。
そして「95 groove」。
この曲、この数ヶ月頻繁に車で再生してる曲。
そしてそれがまさかのV6最後の曲。
終了。
結構長いこと、6人の手が映る「ご視聴ありがとうございました」画面が消せなかった。
「僕らは まだ」を歌わなかったところも、いろいろ感じるとこがあったり。
やっぱりセトリを見なくてよかったなあと。
③11月8日。
そして1週間経った今日、11月8日。
何事もなく、普通の日常を送っております。
ファンの方々からすればお前みたいなおっさんに関係ないだろ!ってとこですが、やっぱり衝撃と喪失感は大きいもので。
CDを毎作買うわけでもなく、コンサートでうちわを振るわけでもなく、部屋にポスターを貼るわけでもなく、ただ学生の頃から家族の影響でV6がどこかの部屋で流れているような家で育ち、2000年代前半くらいまでの曲はほぼ全て分かるくらい若い頃にV6漬けにされたおっさんです。
もちろん本当のファンの方々の足元にも及びません。
むしろファンと言えるレベルでもないかもです。
ただV6のファンです。
グループとして存在するとか存在しないとか関係なく、今後はV6のファンを名乗ろうと思います。
坂本昌行様、長野博様、井ノ原快彦様、森田剛様、三宅健様、岡田准一様、V6様、ジャニーズ事務所様、ありがとうございました!
これからの皆様のご活躍、をとてもとても楽しみにしております。勤続年数30年目も、35年目も。
V6、26周年おめでございます。
V6 26 , 27 , 28 , 29 , 30 , 31 , 32 , 33 , 34 , 35 , 36…..∞。